金融知識ゼロから査定のプロへ
さまざまな機会を生かして成長を続ける

プライシング部
主任
2014年入社

債権を買い取れるか
鍵を握る査定

プライシング部は、金融機関が売却に出す債権をいくらで買い取るか査定する業務を担当しています。主に、営業担当が得てきた情報や金融機関の開示資料をもとに、債務者である法人・個人の調査、信用面や不動産担保の査定を行います。入札には複数社が参加しますので、他社が提示する金額や、金融機関が想定している売却金額、当社が落札できた場合の回収チームの動きまで想定する必要があります。債権を譲り受けられるかどうかの鍵を握る仕事であり、私たちの査定した金額が会社の売上・利益に影響を及ぼします。自ら査定した債権を無事に買い取れたか、回収チームによって無事に回収できたか…やっぱり気になりますね。当社とお客様の双方にとって良い形で終了できたことを知れた時には自分の仕事にやりがいを感じます。

不動産会社に1年出向し
得られた知識と自信

プライシングの業務には、大きく2つの経験が生きていると感じます。1つは、以前の部署で不動産担保融資や事業性融資による残高の大きい債権の管理や回収業務に携わっていたこと。お客様との交渉や一連の管理・回収業務を経験することができました。もう1つは、不動産会社に1年間出向し、現場で生の知見を得られたこと。入社後1年半で出向することになり、「会社の代表」というプレッシャーも感じましたが、上司から「楽しんでくればいいよ」と背中を押してもらいました。不動産登記の見方や、査定書の内容把握、着眼点もつかめるようになり自信になりましたね。プライシング部では、決裁者や役員に対して査定の根拠などを説明する機会が多くあります。誰もが一目でわかりやすい資料を作成することや、明確な根拠を示すことができるよう心がけています。
業務をする上では柔軟な思考・対応ができるよう自分なりに常に考えて行動することを意識しています。

若手への期待を感じ
次のステップへ

せっかく働くのであれば、業界を牽引する会社で働きたいと考えて当社に入社しましたが、金融業界は未経験。ですが、研修や勉強会で知識を増やし、公的資格取得報奨制度を利用して金融に関する資格を取得するなど、さまざまな機会を生かして成長を続けることができました。後輩が入って私自身も教える立場になったので、次のステップに進むためにも周りを俯瞰して仕事をしていきたいと思います。プライシング部は個人プレーの業務が多く、ともすると目の前にある仕事だけに集中しがちです。話し合う場を設けて問題発見と課題設定を行い、職場環境をより良くしていきたいですね。当社は入社後すぐにプロジェクトメンバーに選ばれたり、早くから責任ある仕事を任せてもらえたりなど、「将来的に会社を担ってほしい」という若手への期待を感じます。風通しも良く、役員の方でも立ち話のような形で相談にも乗ってもらえます。若いうちからさまざまな経験を積みたいという方には良い環境だと思います。

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